今回は、室内電気設備 その1から進めて行きます。
主に室内で使われている電気設備
ダウンライト・シーリング・埋め込み照明器具・各所スイッチ・コンセント
ダウンライト
仕上がり天井から器具の出張りが無く、天井面に出張りが少ない、スッキリとした天井を見せる為の照明器具。
=仕上がり天井とスラブの間に、電気器具を設置する為にある程度の高さ寸法が必要。
天井内に照明器具が埋め込まれている為に、光の広がりが狭くなります。
一台で広範囲にと言う事は出来ず、数台使用しなければいけません。
全体を明るくするのではなく、一定の範囲に光を当てる照明器具となっています。
近年、廊下・キッチン・リビング等で綺麗に照明を演出したい場合に使用される事が多くなっています。
シーリング
各部屋に、購入した照明器具をひねって取り付けられる様になっている天井に付いている商品。
電気を供給すると共に、照明器具の重さにも耐えられる様に設計されています。
色々な形があり、丸形・角型等があり、部屋の照明器具を取り付ける物となっています。
埋め込み照明器具
ダウンライトと同様ですが、キッチン等で長方形の蛍光灯タイプが天井に埋まっている場合があります。
ダウンライトだけでは、明るさが足りず、蛍光灯タイプの照明器具が埋め込んでいます。
現在はLED蛍光灯になっており、蛍光灯があまり切れる事はあまりありませんが、
直管蛍光灯の場合、忘れた頃に電気が切れる(チカチカする)事があります。
直管蛍光灯を交換する際に、グロースターター式(FL)であれば、グロー球も交換した方が電気の付きが早くなる場合があるので、一緒に交換しましょう。
ラビットスターター式(FLR)の場合や、インバーター式(FHF)の照明器具もあります。全てにおいて専用の蛍光灯が用意されていますのでご確認を。
照明器具が悪い場合があるのでご注意下さい。
※今まで直管蛍光灯が使用されいる照明器具にLEDの蛍光灯を使用するのは火災になる場合もあるので止めましょう。LED式の照明器具に取替ましょう。
蛍光灯が一本切れれば、全ての蛍光灯を交換した方(同時期に交換・新設している事が多く)が良いと思われるので交換して下さい。
蛍光灯にFL・FLR・FHFと記載しているので注意して見てください。
入居時に、取扱説明書が渡されていると思いますので(中古でご購入の場合 取扱説明書が無い事もあります。)ご確認下さい。
※2020年、大手による自主規制で、直管蛍光灯が製造されていません。また、2030年には、ご家庭で使用する照明器具・照明共に、全てLED化にする普及を目標としています。
直管蛍光灯式の照明器具をお持ちの方は、早めにLED方式の照明器具に交換か、直管蛍光灯の在庫を購入しておいて下さい(在庫の直管蛍光灯の不具合には保証の対象とはなりませんので注意が必要です)。
LEDタイプの照明器具を購入し交換した方が良いのではないでしょうか。
次回の水曜日は、室内電気設備 その2から進めて行きます