今回は、建物内部ガス配管等から進めて行きます。

埋設配管から建物内に配管が入り、各住戸のガスマイコンメーターまで入ります。

建物内の配管

配管用炭素鋼鋼管(SGP)黒管・白管とあり。

ガス・水道等あらゆる箇所で使用される配管。

鋼で硬く重いです。埋設しなければ、ガス管として腐食する事は少なく(湿気のある条件等の悪い場合は違いますが)、昔から使用されている配管です。

地中に埋設するのは問題がありますが、通常の建物で使用する状況下では問題なく使用できます。

1本の配管の長さは色々なサイズが販売されて、接続にはエルボ・チーズ等と言われる接続部材を使用し接続され、またグラインダー等を使用し配管長さをカットする場合もあります。

埋設管は、可とう性があり(外力にになってたわむ)ますが、建物内の配管は丈夫に曲がらない様に頑丈に作られています。

竣工間もない建物でガス漏れは無いと言っても過言ではないかと思います。

劣化した場合は、漏れが発生する場合があるかもしれませんが。

都市ガス・プロパンガス

都市ガス・プロパンガスには、独特の匂いが付臭されています。

ガスの匂いと分かる様に、独特の匂いがついています。

ガスは臭いを付けなければ、無味無臭となりガス漏れしていてもわかりません。

独特の匂いを付ける事で、危険を察知出来る様にされています。

 

ガス検査機

ガス会社では、ガス漏れは絶対ダメとされ、人間では分からない漏れ等は、検査機で行われています。

ガス漏れ検査機を当てて、ガス漏れを確認しているガス会社の作業員を多く見かけます。

これがすべての業種が、同じ様な事を考えて作業にあたればヒューマンエラーが出にくいと思いますが・・・。

また室内には、ガス警報器が義務付けされていますが、こちらは、改めてお話させていただきます。


次回の水曜日は、マイコンメーターから進めて行きます。