今回は、ガスマイコンメーターから進めて行きます。
昔からあるガスメーター、形が古く、新しく綺麗なイメージではないので、大した事がないのかと思いきや、中身は優秀な内容となっています。
マイコンメーターの機能
1 | 震度5以上の地震で、自動でガスの供給をストップさせる。 |
2 | 消し忘れ等で長時間ガス供給した時にストップさせる。 |
3 | 配管の圧力が下がった時にガス供給をストップさせる。 |
4 | 異常なガス消費した場合にガス供給をストップさせる。 |
5 | マイコンメーターの電池圧力が低下した場合にガス供給をストップさせる。 |
長期留守をした場合にもガスが付かず、確認するとマイコンメーターが止まっている事があります。
復旧は、ご自身で出来ます。
まず、ガスマイコンメーターが赤く点滅しているかを確認して下さい。
点滅していれば、ガスの供給が止まっている合図です。
復旧方法は、
1 | 室内にあるガスの元栓を閉める。 |
2 | PS・MB内にあるガスマイコンメーターが赤の点滅をしているかを確認。 |
3 | ガスマイコンメーターの復帰ボタンのカバーを外す。 |
4 | 普及ボタンを押し、赤く点灯すればボタンを離して下さい。しばらくすると新に点灯し始めます。 |
5 | 赤いランプが消灯するれば使用出来る様になります。 |
復旧方法は、各ガスメーターにも復旧方法の紙が付いていると思いますのでご確認下さい。
※ガスの匂いがする場合は、復旧するのではなく、ガス会社に連絡して下さい。また、震度5以上で止まった場合も配管等に漏れが無いかを確認(ガスマイコンメーターを復旧させ、ガスを使用せずにしばらく放置、ガスの匂いがすればマイコンメーターの元栓を閉め、ガス会社に連絡)して下さい。
計量法により、ガスマイコンメーターの交換時期は、10年事に交換が必要となっています。
個人の支出はなく、ガス会社が交換するものとなります。
次回は、各所ガス器具から進めて行きます。