今回は、機械式駐車場 その2から進めて行きます。

二段方式・多段方式、

機械式駐車場では、一番多く採用されている物ではないでしょうか。

鉄骨の鋳物仕上げで、モーター、チェーン、パレット、制御盤。センサー等で、四方を壁面で囲われていない仕様が多いのでは。

上下は、2~4段までが多く、横行の場合、6層までが多いです(つなげれば横に続けれらる)。

 

メリット

平面では一台だが、縦に数台の車が置ける。

個人にとってメリットとしてはあまりなく、マンション全体の付加価値として、駐車場が付いているマンションは好まれます。

 

デメリット

自分の番号を押してから、車が出てくるまで時間が掛る。

駐車位置番号を間違える。

パレット間が狭く、車の扉を開けるのに気を付けないといけない。

雪の降る寒い時に止まる事がある(メンテナンス員が来るれまで雨後かない。)

メンテナンス契約をしなければ行けない。

立体駐車場下にポンプを置き、メンテナンスしなくてはいけない(立体駐車場メンテナンス以外の設備が必要)。

 

自分の番号を押してから、車が出てくるまで時間が掛る。

専用の鍵を廻し、自分の番号を押し、自分の車、パレットが下りてくるまで待つ。

安全に下りる為に、ある程度の時間を要します。

雨が降っていると傘をさした状態でしばらくいなくてはいけないので、イライラし、傘が他の車に当たらないか気になります。

 

駐車位置番号を間違える。

自分の隣のスペースがあいて、番号を確認せずに隣の駐車スペースに止める事があります。

高さの違う場所に止めてしまい、上階のパレットに挟まる事が起きるので、契約スペースに必ず止める事が必要です。

高さの違う最下階の高さと、2段以上の高さが違う場合があり、最下階の車が止め間違いをすれば大変になります。

そのパレットにチェーンが四方4本あれば、2段目以上となるのでご注意を。

 

車の天井を修理しなくてはいけなくなります。車の天井を修理する=事故車扱いになるので注意して下さい。

高さは、1階H〇〇〇まで、2階以上H〇〇〇までと記載されています。

また、契約書に記載した以外の車を止める事は、非契約の車の駐車となるのでご自身で修繕をしなくてはいけませんので注意を。

 

パレット間が狭く、車の扉を開けるのに気を付けないといけない。

車の扉を開けすぎると、隣に車があれば、気を付けないと車の扉が当たります(平面駐車場でも同じ)。

特に雨が降っていれば、傘を使用しながらの乗降車、チェーン等があり縫って出入りするしなくてはならなくなり気を使います。

 

雪の降る寒い時に止まる事がある(メンテナンス員が来るれまで開けらない)。

寒冷地仕様の場合は別かもしれませんが、雪の降る寒い時は、二段方式・多段方式が止まる場合があります。

止まってしまえば、メンテナンス員が作動再開するまで動けません。

近県が同様に寒く、あちこちで二段方式・多段方式が止まる場合、メンテナンス員が来るまで時間が掛り、その日の遅くに復旧となる事もあります。

車がどうしても必要で、事前に寒くなる事が判断出来れば、近隣コインパーキングに止める等を行って自己防衛をして下さい。

 

次回は、機械式駐車場 その3から進めて行きます。