今回は4.「カーテンレール取付について」から進めて行きます。
仕上げ材
- フローリング材
- クロス材
- 各所枠関係
- カーテンレール取付について
- 和室畳
4.カーテンレール取付について
近年のマンションはカーテンボックスを使用している事が多く、梁下にカーテンレールが設置され、そのカーテンボックスに天付け(下から上にビスが取り付けられている)されている場合は、洗濯物を直接カーテンレールに吊り下げるのは難しくかなっていますが、一部のマンション、少し前のマンションでは、サッシ枠にカーテンレールが取り付けてある場合があります。
雨が降り出した時に、干していた洗濯物をカーテンレールに吊ったりしてないでしょか。
まだ濡れている、乾いていない洗濯物は、水分を含み重みがあります。
サッシ枠もMDF等、リサイクル木材+接着剤で出来ている為に、あまり負荷をかけ過ぎると枠に取付ている
ビス穴からビスが取れかけ、カーテンレールがグラグラする
状態になる事があります。
アフター工事が有る場合は、業者にお願いしましょう。
アフター期間が終わっていれば、業者に相談をしてから(アフター期間等が終わっていても「無償でお願い出来ないか等」確認してから)、ご自身で補修しましょう。
ビス穴が大きくなりビスが空回りする場合は、爪楊枝1本と木工ボンドを入れビスもみして下さい。
爪楊枝をその場でカッターで切ろうとすると、枠の仕上げシートまでカットする可能性があるので、ボンドを入れる前に一度(仮)で入れて印をつけて、カッターマット等で切ってからボンドを入れて、カットした爪楊枝を入れましょう。
2~3本入るビス穴が開いていますが、詰めすぎると割れの原因にもなるので1本で十分です。
ドライバーはなるべく手廻しドライバーを使用して下さい。
手廻しドライバーも気を付けて使用しないと、落とすとフローリングが凹みますし、ビスを廻している時にビスを外し枠に凹み穴を作る場合もあるのでご注意を。
電動ドライバーは、一気に締めてしまう為、手廻しドライバーで確認しながらゆっくり閉めて下さい。
枠が割れている(さけている)場合もあります。
その箇所はビス穴を使用する事はしないで下さい。
業者で補修する場合は、「大工」、「パテ補修業者」で補修する事も可能です。
仕上げシートをそっくり張り替える事もできますが、現地で張り替える為に、ホコリ等がかむ場合もあり、100%直せるかと言えば、しばらくしてからの「しわ」や「めくれ」が出で来る可能性もあり、100%直るとはいいがたいです。
カーテンレール取付位置(最近のカーテンレールは取り付け位置が動きます)をずらして、枠の割れを防止するのに下穴をあけてからビス止めして下さい。
元の穴は、気になる様であれば、ボンドコーク色付きを入れるか、パテ埋めして色付けして下さい。
また、子供がカーテンにぶら下がる事も同様です。
こちらは、どのカーテンレールにも言えますが、取り付けビスに負荷がかかります。
また、重量のあるカーテンもご注意下さい。
住宅の中ではごくわずかな部分ですが、使用頻度も多く家族全員が使用するものでもあるのでご注意下さい。
次回は、5.和室畳から進めて行きたいと思います。