今回は、集合郵便受け その3から進めて行きます。
丁番(ヒンジ)
扉と本体をつないでいる丁番。
扉が付いている物はすべてついている、大変重要な金物です。
もちろん集合郵便受けにもついており、色々な丁番(ヒンジ)をつけてます。
集合ポストの閉まりが悪くなる事は、個人的にあまり経験した事はありません。
閉まりが悪くなるのは、本体側の丁番受け部分が悪くなる事が多いです。
通常使用で丁番が悪くなるのはまれです。
たまに、酔っぱらって扉をひん曲げる方はいらっやいますが(その場合は本体が変形したりもします)。
新しい扉を注文すると丁番(ヒンジ)はSETになっていある物が多いです。
本体側が変形していなければ扉の交換で終わる場合もあります。
集合郵便受けは全体の共有物となるので、まず管理者(管理会社)に交換したい旨を伝えて下さい。
たまに1ユニット交換しなくてはいけない場合もあります。
劣化で起こっているか、故意過失で起こっているかを確認し、ご自身で業者に支払うか、一度管理者を経由して支払うかを決められる事ができるのは、所有者(管理者)となりますのでご確認を。
これを管理者相談なしに修繕等すると、トラブルになりかねないので注意が必要です。
投函口
空いている寸法が小さく、またプラスチックのベロが付いている為、物が入らない、無理やり入れられている事をご経験されている方も多いのではないでしょうか。
今までは投函口には、はがき・封筒・新聞等を入れる為にあるポストでありましたが、最近は、宅配等でポストに商品を宅配される場合も多くなってきています。
マンション分譲会社も、快適に住める様に、変化していかなければ販売が続かず、投函口を大きくする。また預かるかのどちらかにシフトしていくでしょう(改善順位としてはかなり低い)。
現在は、投函口が大きくあいている商品は販売されていません。
投函口が大きくなれば、中の物が盗難にあうケースも考えられます。
大人の手では入りにくい、現在の寸法に落ち着いていると考えます。
まちがって投函した場合、郵便物を取ろうとしますが、間違っていれてしまった事を書くなり、管理員に届け出る等して下さい。
あまり人のポストに手を突っ込んでいると怪しまれたりしますので、注意してください。
扉のプラスチックにもヒンジと言うほど大した物ではありませんが、バネがついておりプラスチック部分を押し開けると元に戻ろうとします。
そのバネが折れてしまえばプラスチック部分が抵抗のない物となります。
その様な場合、バネを交換するのではなく、扉本体を交換しましょう。
次回は、集合郵便受け その4から進めて行きます。