今回は、大規模修繕その18から進めていきます。

塗装工事について

塗膜状況の補修方法

塗膜の健全であれば、既存の塗膜の上に再塗装していきます。

大規模の1回目の状態であれば、ほとんどが既存塗膜の上に施工しています。

 

塗膜に問題がある様であれば、既存の塗膜を除去して取る必要があります。

 

何方にしても、埃、油膜を取る為に、塗装面を一度洗浄を実施する事になります。

洗い工事で塗膜が捲れる様であれば、塗膜を捲る必要が出てきます。

 

再塗装

塗膜が健全であれば、既存塗膜の上に、清掃後、再度プライマーを塗布してから、塗膜を載せます。

塗膜の色・下地材(水性の場合)、油性の場合は玄関扉と枠を見ながらら、パイプスペース色のも決めていきます。

 

では、どの程度の塗膜を重ねられるでしょうか。

こればっかりは、おかれれている状況・赤外線の量により変わるので一概に言えません。

塗膜を塗る際に、再度引張試験を実施して確認する方が良いです。

 

剥離する場合

剥離剤を使用して、既存の塗膜を撤去します。

塗装工事をする前に、躯体を綺麗にする必要があり、一工程が増える事で、その分費用も高くなります。

剥離剤は強烈な塗膜面をはがす液体になるので、素手で触る事や、よく清掃しなければ、新しく塗装しても問題が残るので、綺麗に清掃し乾燥させます。

 

養生

塗装面を綺麗に仕上げるには、養生は欠かせません。

ビニールが風にあおれられ、カサカサと音が鳴りますが、綺麗に仕上げる必要があるのであるので、少々の音は勘弁してあげて下さい。

養生がしてあるのと、していないのでは、他を汚さない事を考えると、雲泥の差がああります。

共用廊下であれば、側溝ウレタン塗装・天井塗装・壁面塗装があれば壁面・手摺壁共用廊下側等と順番に塗装していきますが、養生も工程毎に新しく養生をしていきます。

その他の工事でも、養生が一番大切な準備です。

職人に聞いても、何を一番にするかを聞くと、塗装を綺麗に塗るのは当然に、やはり養生が一番大切(準備段階が)だと言います。

ビニールテープが張っているマスカにも、ビニールの長さにも種類があり、長いと2700の物や、短い300程度の物もあります。場所により使い分けをしたりします。

また、養生テープ・マスキングテープを利用して養生していきます。

マスキングテープは、色により、粘着部分の強さが違うので、白色系(建築塗装用)、黄色系(車塗装用)、青色系(シリコン系)、と使用する場所によっても使用が変わってきます。

 

次回の水曜日は、大規模修繕その19から進めて行きます。