今回は5.「和室畳」から進めて行きます。
仕上げ材
- フローリング材
- クロス材
- 各所枠関係
- カーテンレール取付について
- 和室畳
5.和室畳
日本人である事を思い出せてくれる畳ですが、マンションでは和室の簡素化が進み、「しまいに無くなるのでは?」と思えるくらい簡素化してきています。
畳の中身はスタイロフォーム。
昔の畳は中身が「わら」で出来ていましたが、最近は発砲スチロールみたいな物でスタイロフォームといいます。
スタイロフォーム自身はホームセンターでも売っている物なので、見ると「あー、建材販売場所に大きな物がある。」と思い出せるのではないでしょうか。
スタイロフォームは断熱性があり、適度に硬く(間に気泡が入っているのでカチコチにはならない)、軽い特徴があります。
外部と内部の間に入れ、熱を伝えにくくし、近年の建物では無くてはならない物となってきています。
畳にも同じ物が使われています。
スタイロフォームに表面だけ「天然のいぐさ」を使用すると、昔懐かしい匂いがして見た目あまり分かりません。
唯一分かるのは、畳を捲ると1枚が軽く仕上がっている事です。
田舎に行くと「畳干し」といって、畳内のダニやカビの予防として庭先に干されていましたが、今のマンションで見る事はありません。
仕上げのいぐさも
「人工いぐさ」が出てきている。
こちらも人口かそうでないかの区別は難しいですが、「人工いぐさ」は色が変化しない事と、匂いがしません。
天然のいぐさですと、青色(緑色)から黄色に変色していきますが、「人工のいぐさ」であれば青い(緑色)のままです。
多少の色落ちはあると思いますが、綺麗に保てる条件がそろっていて、近年の生活習慣にあった畳となっています。
琉球畳
最近、和室をおしゃれにするアイテムに、琉球畳が出て来ています。
畳の縁を使わない、正方形の畳。
日本人はドット柄が好きです。
某有名世界的メーカーにドット柄がありますし、お菓子から、100円ショップまでがドット柄で出来ている物が多く、某有名世界的メーカーが採用しているからか、日本人自身がドット柄が好きなのかは分かりませんが、正方形を並べると何か高価になった気がします。
和室に物を置かない、見た目にオシャレに和室を保ちたい「見せる為の和室」をご希望の方は、琉球畳に興味をしめします。
マンションは居住スペースが狭い事から、和室に「床の間」が無くなり、「隅柱」が無くなり、「鴨居、敷居共」木材以外の材料が普及し始めました。
マンションに和室を残すように考えた結果、現状の様に変化したと考えます。
今後は、和室が必要か必要でないかの選択になってくると思われます。
温泉旅館に行かなくては和室が無い事にならない様に願いたいものです。
和室でこたつに入り、みかんを食べTVを見る。
この時期ならではの、「何もしないサイコ―の休日」を失いたくはないですね。
2022年、本年もありがとうございました。
起業してから、バタバタと半年が経過しようとしています。
まだ、右も左もわからない状態です。
日々、サラリーマンと違う毎日を過ごしていますが、大きな違いは業務に集中できない事ですかね。
会社雑務の仕事と、業務の仕事の割合が、8対2の割合で会社の雑務が多く大変です。
物事は一気に進展する事は無いと思っているので、徐々にペースを上げて行きたいと思っております。
2023年は、飛躍出来る年になる様、何卒ご支援、ご鞭撻よろしくお願い致します。
本当にありがとうございました。