住む階を考える

今回は、◇EV定期点検から進めて行きます。

EVには、定期点検が付き物です。

良く、EVの定期点検ビラで、〇〇月〇〇日午前・午後〇〇時~〇〇時までと各EV・各階に掲示されているのを見た事があると思います。

マンションはEVメンテナンス会社と保守点検契約を締結しています。EV保守メンテナンスには、フルメンテナンス契約、POG契約と分かれ、通常の点検はインターネット経由で点検し、現地機械点検を締結した場合、決められた月で点検する契約(現地点検しない場合もあり)となっています。

点検している際は、そのEVが使えない状態となります。

EVが数個あるマンションでは、何処かのEVが動いていると思いますが、一つしかないマンションでは、使用出来ない時間帯が出てきます。

住戸を購入の際に、気を付けていただきたいのが、数個EVがあるか、一つしかEVがないのかの違いです。

一つしかEVしかないと、上階に住んでいると買い物から帰ってきた物を階段で上がるのは骨が折れます。

数個のEVがあれば、EVが使用出来る可能性が増えます。

大規模災害等で停電する場合

地域で大規模な災害等があり停電する場合、EVは使えません。

復旧させるにも、作業員が安全を確保をしなければ再開出来ない事となります。

復旧にも優先順位があり、(一般社団法人日本エレベーター協会)EVに閉じ込められている、弱者が利用する建物、公共性の高い建物等、から復旧する事となるので、住居等は後回しにされる可能性もあります。

上階に住む方は、停電の際は階段を利用しなければいけないので、購入の際にはご確認を。


次回は、玄関ポーチから進めて行きます。